醜い心
会社でとても悲しい事があった。
私は、皆で使う給湯器の横に友人や親戚から支援物資として頂いたお菓子やキャンディをBOXに入れて置いています。
「ご自由にどうぞ」と書いて。
震災で皆大変な思いをしたと思い、ちょとの心配りでした。
それを同僚女性が「邪魔だから」「毒が入っていると思って」と私が不在中、BOX毎ゴミ箱に捨てたのです・・・。
本当に悲しく「捨てなくても私の机に置けなかったのか」と言ったみましたが「邪魔なんだよ」と。
ゴミ箱に捨てる彼女の醜い顔を思い出すとぞっとする。
嫉妬心やコンプレックスが、丸見えでした。
そんな時、同僚からこんな言葉を頂きました。
《散る桜、残る桜も散る桜》
「悲しいことに被災地では多くの命が散りましたが、
生き残った私達とて、いつかは散る身。
であればその散る日までは感謝の気持ちを忘れずに、
懸命に咲く(生きる)事が大事なのではないかと思う」
救われました。本当にこの通りですね。
彼女には一生華が咲かないのではないのかな・・・。